最速159キロを誇るヘルナンデスはモイネロの代役として期待
福岡ソフトバンクは28日、新戦力としてオリオールズ傘下3Aのダーウィンゾン・ヘルナンデス投手を獲得すると発表した。最速159キロを誇るヘルナンデスは、メジャー通算91試合登板のリリーフ左腕。左肘の手術で長期離脱となったリバン・モイネロ投手の代役として緊急補強に踏み切った。
26歳のヘルナンデスはレッドソックス時代の2019年にメジャーデビュー。同年29試合に登板すると、2021年にはキャリア最多となる48試合登板で、2勝2敗12ホールドをマークした。通算85回1/3を投げて133奪三振73四球と、制球面に不安はあるものの、三振奪取能力が高く、3月に行われたWBCのベネズエラ代表にも選ばれていた。
オリオールズに移籍した今季はメジャーでの登板はなく、傘下3Aで27試合に登板して2勝1敗1セーブ7ホールド、防御率2.96をマーク。福岡ソフトバンクは連敗からは脱したものの、モイネロの離脱により救援陣の層が薄くなっており、その穴を埋める存在としてヘルナンデスに白羽の...