7月1日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスのカード最終戦は、3回、4回で計6点を奪ったオリックスが、カード勝ち越しを決めた。
試合が動いたのは3回表だった。北海道日本ハムの先発・吉田投手に対し、1死から1番・大城選手が四球を選ぶと、続く2番・福田選手が適時三塁打を放ってまずは1点を先制。2死から4番・吉田正選手も三遊間を破る適時打を放ってさらに1点。上位打線の活躍で、まずはオリックスが2点のリードを握る。
続く4回表にも、オリックスが一気にたたみかける。1死1,2塁の好機を演出すると、9番・若月選手が適時打を放ってまずは1点。なおも暴投で1点を加えたのち、2死1,2塁から3番・西野選手、4番・吉田正選手の連続適時打でさらに2点を追加。この回一挙4得点の猛攻で、リードを6...