怒涛の6連勝…“夏”の埼玉西武の「強い理由がわかりました」 敵GMが見た強さの源泉

2023.7.18(火) 11:56 Full-Count
北海道日本ハム戦に勝利した埼玉西武ナイン※写真提供:Full-Count(写真:小林靖)

右アンダースロー対策で栗山、平沼、蛭間起用が的中

■埼玉西武 7ー2 北海道日本ハム(18日・ベルーナドーム)
 埼玉西武が今季最長の6連勝でシーズン前半戦を締めくくった。6月30日から今季ワーストの8連敗を喫し最下位に転落していたが、一気に挽回し、首位に14.5ゲーム差の5位でターン。就任1年目の松井稼頭央監督の、臨機応変な起用が光った。さらに、伝統的に“夏に強い”ライオンズがオールスター明けの巻き返しを狙う。
 前半戦最終戦となった、17日の北海道日本ハム戦。松井監督はスタメンにメスを入れて臨んだ。前日まで中村剛也内野手が5試合連続で4番に座り、連日勝利に貢献していたが、8月に40歳となるベテランだけに休養を入れる必要がある。そこで、中村とチーム最年長コンビを形成する栗山巧外野手が、2年ぶりに4番を務めた。栗山同様左打ちの平沼翔太内野手を「7番・三塁」で6月14日の巨人戦以来約1か月ぶりにスタメン出場させ、同じく左打者のドラフト1位・蛭間拓哉外野手を「9番・右翼」で5試合ぶりに先発オーダーに加えたのも、相手先発の右のアンダースロー・鈴木健矢投手に対応しやすいと考...

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