「考えてしまったら負け」と無心の初球打ち
■ソフトバンク 6-5 ロッテ(29日・ヤフオクドーム)
29日、ソフトバンクの上林誠知外野手が試合を決めた。本拠地・ロッテ戦の9回裏、長谷川勇也のタイムリーで1点差に迫った直後、内竜也が投じた初球を左中間へと弾き返す逆転サヨナラ2点打。8回にも追い上げの11号ソロを放つなど、3打点の活躍だった。
三塁ベースに軽く滑り込むと、すぐに立ち上がってチームメートが駆け寄ってくるのを待った。上林は、初めて主役として味わう“サヨナラの儀式”の感想を「思い切り叩かれて気持ちよかった...