6月27日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスのカード第2戦。4時間半を超える熱戦は、両者ともに一歩も譲らない展開のまま、3対3の引き分けとなった。
埼玉西武・ウルフ投手は、オリックス打線を相手にゴロの山を築く。3回表には2死1,3塁のピンチを背負うも、変化球を多投し無失点で切り抜ける。対するオリックス・金子千尋投手も、得点圏に走者を進められるが、要所を三振で締めて無失点。序盤は両先発によってスコアボードに0が並べられた。
昨日と同じく、試合が動いたのはまたしても4回表だった。無死1塁から打席に向かった3番・ロメロ選手が高めに浮いた変化球を捉えると、快音を残した打球はライナーで左翼席に突き刺さる先制の13号2ラン。3試合連続となる一発で、オリックスが2点...