背番号に歴史あり。2023年シーズン、新たな番号を受け継いだ選手の顔ぶれは?

2023.5.10(水) 18:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
松本剛選手、野村佑希選手(C)H.N.F.

背番号の歴史を紐解くと、背負ってきた先人たちの系譜が必ず存在している

 背番号の変更は、オフシーズンからシーズン序盤にかけての注目のトピックの一つだ。各球団の歴史を紐解いていくと、どの背番号にも着用してきた先人たちの記録が存在する。球団によっては特別な意味合いを持つ番号も存在するだけに、背番号の変更が期待の表れとなっているケースも多い。
 今回は、2022年のオフに行われた背番号変更の中から、各球団ごとに主要なものを紹介。番号を継承してきた先人たちの歴史に触れつつ、2023年に新たな番号を背負った選手たちの活躍に期待を寄せたい。

北海道日本ハム

 2022年の首位打者に輝いた松本剛選手が、糸井嘉男氏、西川遥輝選手と俊足好打の外野手がつけた背番号「7」を継承。また、主軸に定着しつつある野村佑希選手も、小谷野栄一氏、レアード選手、大田泰示選手と、強打の右打者が背負った「5」番を受け継いでいる。
 淺間大基選手が片岡篤史氏、金子誠氏、近藤健介選手と、チームの大黒柱が背負ってきた「8」番をつける点にも注目だ。さらに、田中賢介氏が長年着用した背番号「3」は逆輸入ルーキーの加藤豪将選手、小笠原道大氏や杉谷拳士氏の背番号「2」は新加入のマルティネス選手と、1桁台の背番号に多くの変遷が生...

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