シーズン開幕から1カ月。チームの未来を担う、パ・リーグ6球団の二軍の現況は?

2023.5.10(水) 13:30 パ・リーグ インサイト 望月遼太
福岡ソフトバンクホークス 有原航平投手 (C)Softbank HAWKS

一軍と同様に、二軍においても好調な選手・不調な選手は存在するもの

 4月が終了し、2023年のシーズン開幕から1カ月が経過した。各チームがおよそ25試合の試合を消化し、選手たちの好不調がある程度見えてくる時期でもあるが、一軍と同様、二軍においても、好調な選手、あるいは不調な選手はそれぞれ存在するものだ。
 今回は、パ・リーグ6球団の二軍で結果を出している選手や、優先的に起用されている若手選手の顔ぶれを、各球団ごとに紹介。長いシーズンにおける各チームの戦いを下支えする舞台にもなる二軍の近況について、あらためて振り返っていきたい(数字は5月9日時点)

北海道日本ハム

 昨季一軍で51試合に登板した吉田輝星投手は12試合で防御率7.29と不振が続くが、その吉田投手と同期入団の柿木蓮投手が12試合に登板して防御率0.50と、支配下復帰に向けてアピールを続けている。
 野手では梅林優貴選手が20試合で打率.279、OPS.764と、打撃面で成長を示している。同じく捕手の古川裕大選手は一塁手も兼任し、打率.233ながらリーグ3位タイの4本塁打を記録。また、高卒2年目の有薗直輝選手は打率.180ながら4番打者を任され、大きな期待を寄せ...

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