好素材バランスよく輩出。松坂大輔は復活、筒香嘉智、近藤健介らも元気の横浜高OBたち

2018年6月20日 15:05 Full-Count 広尾晃
今季、復活を遂げた中日ドラゴンズ・松坂大輔投手【写真:荒川祐史】

NPBでは18人の横浜高出身選手が現役でプレー

前回登板はアクシデントで投げることができなかったが、松坂大輔の復活は、今年のNPBの明るい話題の一つだろう。今年は、松坂をはじめ、横浜高出身の選手の活躍が目立っている。現在、NPBでは18人の横浜高出身者が現役でプレーしている。卒業年度別に今季の成績を見ていこう。○1998年度卒後藤武敏(De)1軍出場なし松坂大輔(中)7登板3勝3敗0S0H 37.1回35三振 防御率2.41○2003年度卒荒波翔(De)4試合4打数0安0本0点0盗 打率.000成瀬善久(ヤ)1軍出場なし○2004年度卒石川雄洋(De)1軍出場なし涌井秀章(ロ)12登板4勝5敗0S0H 79.2回55三振 防御率4.29○2006年度卒下水流昂(広)37試合53打数14安1本6点0盗 打率.264福田永将(中)62試合221打数59安6本26点0盗 打率.267○2007年度卒高濱卓也(ロ)1軍出場なし○2008年度卒倉本寿彦(De)40試合121打数29安0本9点1盗 打率.240○2009年度卒筒香嘉智(De)59試合205打数62安16本43点0盗 打率.302○2011年度卒近藤健介(日)51試合178打数65安8本39点3盗 打率.365乙坂 智(De)38試合48打数7安0本3点1盗 打率.146○2012年度卒柳 裕也(中)9登板2勝5敗0S0H 47.1回39三振 防御率5.70○2014年度卒淺間大基(日)1軍出場なし高濱祐仁(日)1軍出場なし○2016年度卒藤平尚真(楽)6登板1勝3敗0S0H 30回29三振 防御率5.10〇2017年卒増田 珠(ソ)1軍出場なし※後藤は法大、荒波は東海大・トヨタ自動車、倉本は創価大・日本新薬、下水流は青山学院大・ホンダ、柳は明大を経ての入団。他は横浜高からプロ入り。

主軸打者もエース級の投手も、バランスのいい好素材を輩出

18人のうち16人が名古屋以東のチーム。地元横浜DeNAが最多の6人、中日、北海道日本ハムが各3人。今や、松坂大輔は同期のゴメスこと後藤武敏とならんで最古参のOBになった。今年はプロ入りから20年目のシーズンになる。松坂の6歳下で、同じく埼玉西武で活躍した涌井は今はロッテのエース。横浜高出身の現役投手は中日の柳、楽天の藤平、今季登板がない東京ヤクルトの成瀬も含め、すべて先発投手だ。打者では、横浜DeNAの不動の4番打者筒香、北海道日本ハムのアベレージヒッター近藤健介が代表格だが、今年は中日の福田永将が規定打席をキープ。かねてより大器、好打者の評判が高かったが、今季はレギュラーの座がいよいよ近づいてきた。横浜DeNAの乙坂、広島の下水流らもレギュラーをうかがっている。一方でかつては、一線級で活躍した後藤武敏、成瀬善久、石川雄洋らは今季1軍での出場なし。新陳代謝も進んでいる。同じくNPBで大勢力になっている大阪桐蔭勢や、かつてのPL学園勢は打者が圧倒的に多かったが、横浜高は主軸打者もエース級もともに輩出している。好素材がバランスよく生まれている印象だ。今年のオールスター戦でも、横浜高出身の選手の活躍に注目したい。記事提供:Full-Count 続きを読む