今季23試合に登板し防御率1.16と抜群の成績を残す
北海道日本ハムの中継ぎ左腕、公文克彦投手が好調だ。今季23試合に登板して、防御率は1.16と抜群の成績を誇る。
巨人から移籍2年目、今やチームに欠かせぬリリーバーになった。交流戦最終戦となった18日の広島戦(マツダスタジアム)では3点リードの6回に2番手で登板。2死から丸に左前打を許した後、4番の鈴木に圧巻の投球を見せた。フルカウントからファウルで粘られたものの、最後は足元近くを襲うスライダーで空振り三振に仕留めた。
この場面が象徴するように、インステップから内角をえぐるボールを投げ込み、右打者に圧倒的な強さを誇る。左打者の被打率.283に対して、右打者は.190だ。左、右、左、右と続く広島の1番から始まる打線を無失点に抑え、反撃の糸口を与...