埼玉西武は浅村選手や中村選手などの主軸の好調さに加え、チーム防御率は12球団トップ。元々の打線の力強さだけでなく、辻監督が目指す守り勝つ野球の浸透で3位と、好調をキープしている。今日の先発はエース・菊池投手。ここからさらに上を目指すべく、今日の試合も制して連勝を生み出したい。
一方の北海道日本ハムは6連敗後に連勝を挟み、再び5連敗中と不振にあえいでいる。先発は2015年以来の白星を目指す上沢投手。久々の白星でチームに良い流れを呼び込み、怒とうの勢いで巻き返しを図りたいところ。
初回、両先発の立ち上がりが対照的となり、いきなり試合が動く。まずは菊池投手が走者を3塁に背負いながらも落ち着いてレアード選手を打ち取り、無失点で切り抜ける。すると、その裏の攻撃で上沢投手を攻め立て、まずは1番・秋山選手が高めの直球を逆方向へはじき返す先頭打者弾。さらに、好機から4番・中村選手が犠飛を放ち、埼玉西武が幸先良く2点...