開幕戦は楽天が逆転で中信兄弟を下す U18代表、高卒大物捕手がスタメンマスクで活躍
4月1日、台湾中部、台中市の台中インターコンチネンタル球場で、台湾プロ野球34年目となるシーズンの一軍開幕戦、楽天モンキーズ対中信兄弟が行われた。台湾プロ野球は恒例により、開幕日は前年の台湾シリーズの対戦カード一試合のみが行われるが、開幕戦としては史上4番目、新型コロナウイルス流行後では最多となる18,395人のファンを集めて行われた。
開幕投手は中信が2020年、2021年シーズンのMVP、ホセ・デポーラ、楽天が新外国人のブランドン・ワデルを立てた。開幕戦で外国人左腕が投げ合うのは、意外にもこれが初めてであった。
試合は3回裏、中信がWBC代表の江坤宇のタイムリーで1点先制するも、その後は両先発がランナーを出しながらも要所を締め、1対0のまま終盤...