復帰即2安打1本塁打の鷹・内川聖一 充実の打席は本塁打ではなく四球のワケ

2018.6.16(土) 21:28 Full-Count 藤浦一都
福岡ソフトバンク・内川聖一【写真:藤浦一都】

7回の第4打席で試合を決定づける4号2ラン

福岡ソフトバンクの内川聖一内野手が16日の本拠地広島戦で1軍に復帰し、いきなり2安打1本塁打と結果を残した。ダメ押しの2ランを含むマルチ安打と四球で3度出塁。守りでもバンデンハークを助ける好捕を見せた。
右膝痛から1軍に復帰し、「初回から打席に立たせてあげたかった」という工藤公康監督の狙いで、いきなり「3番・一塁」でスタメン出場。その初回、広島の先発・ジョンソンからきれいなセンター前ヒットを放ち、内川は「1打席目に結果が出てくれたので、それが一番ホッとした」。
一番の大仕事は7回の第4打席だ。1点リードとなった直後、広島の2番手今村から左翼ホームランテラスへの4号2ラン。リードを広げる効果的な一発に、内川もベースを回りながら何度も拳を突き上げた。「ハセが打ってくれて、晃が返してくれたおかげで精神的に楽な気持ちで打てた」と、内川は同点打の長谷川勇也、勝ち越し犠飛の中村晃...

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