「真っ直ぐをちゃんと放れることが重要」
福岡ソフトバンクの千賀滉大投手が15日、本拠地での広島戦で5回105球を投げ、5勝目を挙げた。15個のアウトのうち奪った三振は11。工藤公康監督も「気合が入っていた」と右腕を称えた。
前回登板の中日戦は4回5失点で黒星。この日は最初から強い気持ちで広島打線に立ち向かった。「前回が前回だったので『どうにかしよう』という気持ちでマウンドに上がりました。5イニングしか投げられなかったですけど、試合を壊さずにしっかり投げれたのは良かったと思います」と千賀。
「ここ最近にしては、いい球を放れてるなと思っていた」と自身が振り返るように、ストレートの勢いもフォークボールのキレも抜群だった。「今回に関しては真っ直ぐも良かったし、真っ直ぐが生きてこそのフォークなので。真っ直ぐをちゃんと放れることが重要だなと改めて感じました」と、原点回帰のマウンドになったこと...