リチャーズはPRP注射で復帰、ヒーニーは効果なくトミージョン手術
エンゼルスの大谷翔平投手は「グレード2」の右肘内側側副靱帯損傷で故障者リスト(DL)入りし、戦線を離脱した。7日(日本時間8日)に多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受け、今月下旬の再検査の結果を見て、その後の治療方針を決定する見込みとなっている。果たして、大谷の復帰はいつになるのか? 米メジャースポーツを長年取材している名物コラムニストは、2年前にエンゼルスで同様の負傷を負った2人の先発投手が同じ治療法を受けていた過去を基に、今後の展望を分析した。
「オオタニの怪我を最初に聞いた時は心の底から落胆した。彼は今季メジャーで最高の物語だったのだからね」
こう嘆いたは米スポーツ専門誌「スポルティング・ニュース」のジョセフ・ディポリート記者だ。エンゼルスを長年取材し、記者会見で大谷やマイク・ソーシア監督に激しい身振りとともに質問をぶつける同氏は、2年前にエンゼルスで大谷と同じ状況に立たされた先発ローテ投手2人について...