13日の試合で3連勝とし、借金を完済した千葉ロッテ。先発はプロ初勝利を目指して5試合目の登板となった渡邉投手であったが、この試合でも勝ち投手の権利を得ながら勝利ならず。試合は11回表に横浜DeNAに勝ち越しを許し、千葉ロッテの連勝は3で止まった。
試合が動いたのは2回裏、真っ赤に染まった右翼席は大盛り上がりだった。「ALL for CHIBA習志野デー」と銘打たれたこの試合。習志野市出身の福浦選手に1死2,3塁の好機で打席が回ってきたからだ。習志野高校吹奏楽部によるチャンステーマの中での打席だったが、福浦選手は低めの変化球に空振り三振。しかし、その後、9番・田村選手の打席で相手のバッテリーエラーにより千葉ロッテが先制した。
わずかながら援護を受けた渡邉投手は5回表に無死満塁の大きなピンチを迎えたが、堂々たる投球を見せ無失点で切り抜けた。横浜DeNA打線を5回無失点に抑え、5回78球、被安打6、1奪三振、無四球という投球内容でプロ初勝利の権利を得てマウンドを後...