グレード2の靭帯損傷、「投手・大谷」と「打者・大谷」のキャリアに響くのか
グレード2の右肘内側側副靱帯損傷で故障者リスト(DL)入りしたエンゼルスの大谷翔平投手。すでに多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けており、今月下旬に予定されている再検査の結果を見て、その後の治療方針を決定する方針となっている。今季メジャーを席巻していただけに、米国内でも衝撃的なニュースとなったが、米メディアからは二刀流としてのキャリア継続を危惧する声も出ている。
大谷は今季、投手として9試合に登板し、4勝1敗、防御率3.10をマーク。先発投手として最速の101.1マイル(約162.7キロ)をマークし、スライダーやスプリットで三振を量産するなど能力の高さを見せつけた。さらに、打者としても34試合出場で打率.289、6本塁打、20打点、OPS(出塁率+長打率).907と活躍し、エンゼルス打線を牽引した。
しかし、開幕から約2か月で無念の離脱。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版では、もし約2週間後にトミー・ジョン手術に踏み切るという結論が出た場合、もしくは手術を回避して打者としての出場を優先した場合、二刀流の未来にどのような影響があるかを記者が解説する動画...