セ・リーグは2位から6位までが2ゲーム差内にひしめく
球界は交流戦も終盤戦に入り、交流戦最高勝率を目指す戦いが佳境を迎えている。今季は交流戦開幕前にセ・リーグ最下位にいた東京ヤクルトが10勝3敗という快進撃を見せて交流戦首位に立ち、2ゲーム差の8勝5敗でパ・リーグの4球団、埼玉西武、千葉ロッテ、オリックス、そして交流戦4年連続最高勝率を目指している福岡ソフトバンクが追いかける展開となっている。
上位6球団は13試合を消化。5試合という残り試合を考えると、東京ヤクルトが有利な状況に立っていると言える。また、過去13年で12回パ・リーグが取っている勝ち越しリーグを争う戦いも、今季はここまでパ・リーグの41勝37敗と僅差。セ・リーグが(というよりも東京ヤクルトが、とも言えるが…)意地を見せており、行方が読めなくなっている。
今季のプロ野球だが、各リーグでの戦いが、稀に見る大混戦となっている。それも、セパ両リーグともに、だ。両リーグの13日現在での順位を...