鷹・市川友也、古巣巨人に痛烈恩返し 「阿部さん凄すぎて試合に出られなかった…」

2018.6.14(木) 16:52 Full-Count 藤浦一都
福岡ソフトバンク・市川【写真:藤浦一都】

逆転2ランの舞台裏、工藤監督「一発かっ飛ばしてこい」も「毎打席言われています」

13日の巨人戦で先発マスクを被り、攻守に渡り大活躍を見せた福岡ソフトバンクの市川友也捕手。先発の摂津正を好リードで導き、盗塁阻止の好送球に、逆転の特大2ランと獅子奮迅の活躍で移籍後2度目のお立ち台に立った。
移籍後初となったお立ち台でも、市川の隣には摂津の姿があった。5月22日に続くバッテリーでのヒーローインタビューで「今日はまっすぐが良かったです」と右腕の投球を振り返った市川。初回一、二塁のピンチで阿部慎之助に対して外の変化球で追い込んでから、内角へのストレートでショートフライに打ち取るなど、配球面で右腕を牽引。工藤公康監督も「摂津くんのいいところを引き出してくれた。バッターに考えさせて、ピッチャーの1番いいボールを引き出すことができる。まっすぐの意識の付け方が上手」とそのリードに称賛を惜しまなかった。
1点を追う5回には、レフトスタンドの中段まで運ぶ特大の逆転2号2ラン。「バッティング練習でしか打ったことがない」という快心の一発だった。「球種に関係なく、甘いところにきたら思い切りいこうと決めていました」という市川。指揮官は試合後に「『一発かっ飛ばして来い』と言ったらその通りに打ってくれた」と語ったが、市川は「それ、毎打席で言われていますよ」と“舞台裏"を明かして、笑...

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