埼玉西武ドラ4が待つ“ヒーロー”との出会い 千載一遇のチャンスも「おこがましいです」

2023.1.27(金) 08:10 Full-Count
埼玉西武ドラフト4位・青山美夏人※写真提供:Full-Count(写真:宮脇広久)

青山美夏人が野球を始めたきっかけ…「WBCの松坂大輔」

 憧れの人から直接指導を受ける“特権”を勝ち取った。埼玉西武の全体会議(スタッフミーティング)が26日、埼玉・所沢市内で開かれ、2月6日から始まる春季キャンプのA班(宮崎・日南市南郷町)とB班(高知・高知市春野町)の振り分けなどを話し合った。ドラフト4位ルーキーの青山美夏人投手(亜大)は、同1位の蛭間拓哉外野手(早大)、同6位の児玉亮涼内野手(大阪ガス)とともに、主力中心のA班スタートが決まった。A班は2月11日から14日までの4日間、OBの松坂大輔氏が臨時投手コーチを務める。
 青山は昨年春の東都大学リーグでMVP、最優秀投手賞、最優秀防御率を総なめにした即戦力右腕。順当にキャンプA班スタートを伝えられると、「ここまでは怪我もなく順調ですが、ここからが本当の勝負になってくると思う。やってやるぞという気持ちでいっぱいです」と意気込んだ。
「自分は小学3年の時、2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見て、野球を始めました。最初のグラブは、ナイキ製の赤い松坂モデルでした」と明かす。その第2回WBCで松坂氏は、第1回に続いて大会MVPを獲得し、ひときわ...

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