マウンドでの表情が引き締まってきた。楽天・古川投手が12日、中日戦に先発し6回途中8奪三振1失点で2勝目。チームの連敗を3で止めた。
前回登板の5日、巨人戦でプロ初勝利を挙げた右腕。初回、2回で4四球と制球に苦しんだものの、3回以降は見違えるピッチング。勢いのある直球を主体に7奪三振。全力で投げるその投球フォームには躍動感があった。
本拠地で初のお立ち台に上がった古川投手だが「連敗を止めたのは喜ばしいですが、投球内容は反省しないといけない」と、序盤の制球難に笑顔は控えめ。だが、プロ5年目での初勝利から連勝と、一歩ずつ階段を...