肘の靭帯損傷でDL入り、3週間後に再検査も「この影響は大きい」
エンゼルスの大谷翔平投手はグレード2の右肘内側側副靱帯損傷で8日(日本時間9日)に10日間の故障者リスト(DL)に入った。球団によると、7日(同8日)にロサンゼルスでスティーブ・ユン医師の診断を受けた大谷は、すでに多血小板血漿(PRP)治療と幹細胞注射を受けたという。3週間後に再び患部の状態をチェックし、その後の治療方針を固める予定だが、長期離脱は避けられないと米メディアは伝えている。
米メディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニの傑出したルーキーイヤーはトミー・ジョン手術の可能性により危うくなっている」とのタイトルで特集を組み、今後の展望について詳細に分析している。
記事ではまず「少なくとも3週間は、エンゼルスも球界も待つことしかできない」と指摘。再検査の結果が出るまでは、治療方針も決まらない。状態次第では、最悪の場合には靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の可能性も浮上するが、それも3週間後までは決められないということになる。もっとも、エンゼルスのビリー・エプラーGMは「オオタニが(手術を)避けられること、医師が勧める処方で完全に治療できることを願っている」と手術には否定的であることを明...