【MLB】右肘靱帯損傷の大谷翔平、エ軍GMはTJ手術の可能性否定 3週間はノースロー

2018.6.9(土) 10:37 パ・リーグ インサイト
故障者リスト入りが発表されたエンゼルス・大谷翔平

右中指マメの処置後に右肘の張りを訴える  

エンゼルス大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、右肘内側側副靱帯の損傷により、10日間の故障者リスト(DL)に入った。ビリー・エプラーGMは「医師からトミー・ジョン手術(TJ手術・靱帯再建手術)を受けた方がいいという意見はもらっていない」と話し、今後はノースロー調整とトレーニングを重ねながら3週間後に再度肘の状態を確認するとした。
大谷は6日(同7日)の本拠地ロイヤルズ戦に先発したが、右手中指にマメができたため、4回63球で緊急降板。試合後にマメの処置を終えた後で肘の張りを訴えたという。エプラーGMは「試合で出ていたアドレナリンが収まってきた頃、肘に違和感があると言ってきた」と状況を説明。今季はここまで肘の違和感を訴えたことはなく、この日が初めてだったという。
遠征地ミネソタに出発したチームには同行せず、そのまま本拠地に残った。7日(同8日)にロサンゼルスでスティーブ・ユン医師の診察を受け、右肘内側側副靱帯損傷と診断された。PRP多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けたが、トミー・ジョン手術は勧められなかったという。大谷は昨年10月にもPRP注射を受けており、GMは「今季ここまでの活躍を見れば、PRP注射に効果があることは分かるはず...

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