オリックスにとってリベンジの舞台でもある
10月22日、「SMBC 日本シリーズ 2022」が開幕する。それぞれ2年連続でリーグ制覇を果たしたオリックスと東京ヤクルトが、2年続けてあいまみえるかたちとなった。昨季は同じ相手に2勝4敗で涙をのんだオリックスにとっては、これ以上ないリベンジの舞台となっている。
とはいえ、1年経てばチームは変わるもの。オリックスにおいても、前年から大きく成績を伸ばして優勝に貢献した選手もいれば、前年から成績を落としてしまった選手も存在する。そうしたチーム内における変化は、日本シリーズの趨勢を占ううえでも非常に重要になってくる。
今回は、オリックスの主力選手の成績がこの2年間でどう変化したのかを、「先発投手」「リリーフ投手」「野手」の3セクションに分けて分析し、昨季からチームに加わった“上積み”について考えていきたい。
主力投手の顔ぶれに大きな変化はないが、タイトルホルダーが待望のカムバック
まずは、主な先発投手陣の成績について見ていこう。