ついにこの時がやってきた……2022年シーズンのプロ野球界の中で欠かせないトピックスのひとつとなるまで盛り上がった北海道日本ハムファイターズの「きつねダンス」。9月19日、対千葉ロッテマリーンズ戦の札幌ドームで開催された「きつねダンスDAY」のスペシャルゲストとして、きつねダンスの原曲「The Fox」を歌唱するノルウェーの兄弟コメディーデュオ・Ylvis(イルヴィス)がついに札幌ドームにやって来たのだ。
Ylvisのふたりは、試合開始前のグラウンドで「The Fox」を日本初となる生歌唱。今シーズンのホームゲーム開催時、きつねダンスを踊り続けてきたファイターズガール(球団オフィシャルチアチーム)もこの日は気合十分。約300名のファイターズダンスアカデミーの生徒を引き連れ、本家の歌声に乗せて特別バージョンのきつねダンスを披露した。
当初、単なる札幌ドームホームゲームのイニング間イベントとして始まった「きつねダンス」。中毒性のあるメロディーと、見ている人を魅了する笑顔で踊るファイターズガールが動画サイトやSNSで注目を集めると各種メディアでも取り上げられ、人気は全国区へ。そして人気はついに、8,300km離れたノルウェーからYlvisが来場するまでとなり、長引くコロナ禍以前の球場の姿を取り戻そうと取り組む野球界のなかで、その盛り上がりは大きな光となった。
同球団にとってラストイヤーの札幌ドームで、記憶に残るイベントとして歴史に花を添えたYlvisのふたり。パ・リーグインサイトでは来日中のおふたりにお話をうかがうことができた。「The Fox」が全米シングルチャートをにぎわせてから9年経った今、初の来日で思うこととは……Ylvisの独占インタビューはこちら...