代打でのヒットに本拠地大歓声、敵地TV局は「内野安打で凄まじいオベーションが…」
エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、4戦ぶりにスタメンを外れた本拠地ロイヤルズ戦に代打出場し、二塁内野安打を放った。会心の当たりではなかったが、二刀流のルーキーが「足」で奪った一打に、敵地メディアは「イチロー・スズキのようだ」と脱帽している。
4-5で迎えた6回1死走者なしの場面で代打出場した大谷は、ロイヤルズ2番手右腕のマッカーシーと対戦。カウント2-1から4球目92.7マイル(約149キロ)外角低めツーシームを振った。“大谷シフト"の間を抜けた打球を名手エスコバーが捕球できず。二塁内野安打となり、2戦連続安打を記録した。
決して会心の当たりではなかったが、大きなスライドで内野安打を奪った大谷の一打にエンゼルスタジアムは大いに沸き、ムードも変わった。敵地でテレビ中継している「FOXスポーツ・カンザスシティ」の実況は大谷人気の高さに驚きを隠せない...