1人の選手が1シーズンに首位打者、最多本塁打、最多打点の3つの打撃タイトルを獲得することを“三冠王"という。そして、平成最後のシーズンで福岡ソフトバンクの柳田悠岐選手の三冠王達成に期待がかかる。
柳田選手の打撃三部門の成績を見てみると、打率はリーグトップの.378、本塁打はリーグ2位の12本、打点もリーグ2位の42打点と、3年ぶりのトリプルスリーどころか、かなり気は早いが三冠王も夢ではない。
長いプロ野球の歴史の中で2リーグ制後、この三冠王に輝いたことのある選手は、野村克也氏、王貞治氏(2度)、落合博満氏(3度)、ブーマー氏、バース氏(2度)、松中信彦氏の...