初回から辻采配ズバリ。獅子が虎を飲み込んで交流戦2カード連続勝ち越し

2018.6.3(日) 16:12 パ・リーグ インサイト
埼玉西武ライオンズ・榎田大樹投手(C)PLM

虎から獅子へ。対古巣初登板となった埼玉西武・榎田投手の自己最多5勝目がかかった試合は、初回に出た指揮官の絶妙な采配が利き、勝敗を分けた。
埼玉西武は初回、阪神先発・藤浪投手から安打と敵失などで1死1,3塁とすると、打者・山川選手の4球目に1塁走者・源田選手と3塁走者・秋山選手が重盗を敢行。「足攻」で1点を先取する。さらに2死後にはこの日今季3度目となる5番に据えられたメヒア選手の「カードの勝ち越しと少しでも榎田投手の助けになるように」という思いのこもった左中間を割る適時打で追加点を奪い、初回からいきなり2点の先取に成功する。
榎田投手は27日の前回登板では4回5失点と試合を作れず、移籍後初めて先発では5回持たずに降板という投球。前回は変化球の制球に苦しんだが、この日は初回3者凡退の立ち上が...

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