北海道日本ハムの驚異的な追い上げに屈し、3連覇を逃した福岡ソフトバンクは最多勝、最高勝率の二冠に輝いた和田投手が2011年以来、6年ぶりとなる開幕マウンドへ。そして2005年以来のリーグ優勝を狙う千葉ロッテの先発は3年連続で涌井投手が務め、白熱の投手戦が幕を開けた。
初回、和田投手は危なげなく3者凡退に抑える投球も、一方の涌井投手はいきなり得点圏に走者を背負う対照的な投球に。しかし、ここは涌井投手も落ち着いて無失点で切り抜けると、その後は両者ともに数字以上にスピードを感じさせる直球を武器に、ゼロ行進が続く。
6回まで両エースによるハイレベルの投球で無得点に終わり、0対0で迎えた7回表。千葉ロッテが先頭の角中選手、4番・パラデス選手の連打で好機を生み、新外国人・ダフィー選手の来日初安打、初打点となる適時打で先制...