味方の援護に右腕は「投げる時はいつも打線が援護してくれる」と感謝
千葉ロッテの新外国人マイク・ボルシンガー投手が自身5連勝で、今季6勝目を挙げた。2日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた広島戦。3連敗中だった千葉ロッテは、今季8試合目の先発となったボルシンガーが7回0/3を投げて7安打3失点の好投で、強力カープ打線を抑え込んだ。
4点リードで迎えた6回に、田中、菊池、丸の「タナキクマル」に3連打、松山にも中越え二塁打で1点差まで迫られたが、7回を3者凡退に切り、流れを渡さなかった。ナックルカーブを有効に使って早めに追いこみ、最後はストレート勝負でゴロの山を築いた。「まず先頭打者を出さず、ビックイニングを作らせないよう心掛けた。今日はストレートがよかった」とボルシンガー。最速は142キロながら、ボールの力で差し込めていた。
7回まで102球。来日初の8イニング目に入ったが、先頭菊池に遊撃内野安打されたところで降板となった。「菊池のところまでと思っていた」と井口監督。3番の丸、そして5番の松山から下位打線まで左が並ぶところで、左腕の松永にスイッチ。これが奏功し、ピンチの...