指揮官は試合前に「ずっと控えで悔しい思いもあるはず」
千葉ロッテの「アジャ」井上が5月27日以来のスタメン起用に応えた。2日の広島戦(ZOZOマリン)で千葉ロッテは7-3で勝利し、連敗を3でストップ。井上は1点リードの4回、先頭で広島左腕・高橋昂の2球目の外角高め140キロを右翼席に運び、今季6号をマークした。
豪快な一発が戻ってきた。2回の第1打席、カウント1-1からの3球目を左翼ポール際に超特大のファール。スタンドをどよめかせたが、第2打席で“雪辱“の一発。試合前に井口監督も「ずっと控えで悔しい思いもあるはず」と話していたが、開幕4番の「アジャ」が見事に鬱憤を晴らした。
5月19日の福岡ソフトバンク戦以来12試合ぶりのアーチに「甘いボールを待ってしっかり捉えることができた。ボルシンガーが投げる試合は不思議と打っている」と井上。6本中5本がボルシンガー登板で飛び出している。「ゴロアウトが多いので、野手としてはリズムが作りやすいかもしれない」と相性は...