今年のパ・リーグは、北海道日本ハム・上川畑大悟選手や、福岡ソフトバンク・野村勇選手など社会人出身ルーキーの奮闘にワクワクしますね。この2選手も活躍した「都市対抗野球大会」が3年ぶりの夏開催。7月18日に東京ドームで開幕しました。
「都市対抗野球大会」とは、毎年秋に京セラドーム大阪で開催される「社会人野球日本選手権大会」とともに、“アマチュア野球最高峰”とも言われる大会の一つ。332チームが参加した地区予選を突破し、見事本戦出場の切符を手に入れた32チームが頂点を目指して戦います。
2つの大会の大きな違いは「補強選手制度」。同地区内で予選敗退したチームから、最大3名の選手をレンタルできる補強選手制度は、都市対抗野球大会独自のルール。投手、野手どちらを選ぶのかといったチーム戦略も、補強選手の興味深いところ。今大会では、元オリックスの三菱重工East・武田健吾選手がENEOS、元千葉ロッテの全府中野球倶楽部・永野将司投手がJR東日本の補強選手として選出。パ・リーグOBがチームの枠を超え、地区の代表として出場...