6月1日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと中日のカード初戦。5月31日の巨人戦では古巣相手に村田投手が好投を見せ、中田選手とレアード選手がふたりで全4打点を叩き出す活躍で白星を挙げ、敵地で行われた交流戦最初のカードを勝ち越しという形で終えている。
3カード連続の勝ち越しに向けて、重要な初戦のマウンドを任されたのは高梨投手。今シーズンはたびたび印象的な好投を披露している右腕は、本拠地に戻ってきて迎えたカード第1戦でも安定したピッチングを見せて中日打線を抑え込むことができるか。対する中日の先発は、柳投手である。
高梨投手は1回表に先頭打者の京田選手にいきなり三塁打を浴びるが、後続を断って無死3塁の大ピンチを切り抜ける。先制点を阻止したチームは直後の1回裏に無死2,3塁の大チャンスを作ると、1死から中田選手が左前適時打を放って1点...