【MLB】大谷翔平、5勝目ならず 米最速163キロ&5回1失点も…降板後に救援崩れエ軍敗戦

2018.5.31(木) 14:39 Full-Count
タイガース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平

2度の雨天中断のために5回83球で降板し、勝敗つかず

エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地でのタイガース戦に先発し、5回3安打1失点5奪三振だった。5回にメジャー自己最速を更新する101.1マイル(約162.7キロ)をマークしたが、2度の雨天中断があったために同点のまま無念の降板。大谷の後を受けた2番手ベドロジアンが大乱調で勝ち越しを許し、エンゼルスは敗れた。
2度の雨に、大谷が泣かされた。初回、2つの四球から先制点を許した右腕だったが、2回以降は立ち直りを見せた。2回から4回まで無失点に封じたが、4回終了後に大粒の雨が降り中断。メジャーでは中断を挟むと、投手のコンディションを考慮して早々と降板させることが多いが、中断時間が23分と比較的短かったこともあり、大谷は5回もマウンドへ上がった。
5回は2死から二、三塁のピンチを招いたが、ここで大谷のエンジンは全開。キャンデラリオを、これまでのメジャー移籍後最速を0.1マイル更新する101.1マイル(約162.7キロ)の真っ直ぐで投ゴロに打ち取り窮地を凌いだ。その直後の6回、エンゼルスの攻撃中に再び雨が降り出し、試合は2度目の中断に。この中断は40分間となったため、マイク・ソーシア監督は6回から継投を選択した。大谷は6回、83球を投げて3安打1失点で毎回の5奪三振。同点の5回での降板となり、右腕は勝敗に付...

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