PayPayドームのアサヒビールで月間1位に輝いた「ななか」さん
ペナントレース開幕から2か月半が経過した2022年のプロ野球。新型コロナウイルスの影響で2年間は無観客や入場制限の中での試合が続いた。まだ感染防止策の徹底は必要なものの、今季は3年ぶりに入場制限が撤廃され、スタンドには満員の観客が戻り、スタジアムが熱気に包まれるようになった。
福岡ソフトバンクの本拠地PayPayドームでも、それは同じ。入場制限が撤廃され、6月11日と12日に行われた「タカガール・デー」では3年ぶりの満員御礼となった。野球ファンにとって待ち望んだ満員のスタジアム。これを喜んでいたのは各球場の“華”となるビール売り子も同じだ。
PayPayドームのアサヒビール、キリンビールの“トップ売り子”たちは、ファンが戻ってきたスタジアムで、どんな思いで働いているのか。ビールの売り上げは、コロナ禍前の近い水準まで回復してきたという。そんな中で両メーカーでトップと言われる売り子はどうやって売り上げを伸ばすのか。連載「福岡発 売り子名鑑2022」として、トップ売り子たちの...