2軍で見つけたプロの課題「ストレートの質が違います」
履正社高時代も大柄だった体が一層大きくなり、“プロ仕様"に徐々に成長しているのが分かる。だが、そんな雰囲気をよそに千葉ロッテのドラフト1位ルーキー安田尚憲内野手は本音を吐露する。
「今、ストレートが打てないんです。プロのピッチャーのストレートは質が違います。とにかく速いですね。前になかなか飛ばないんです。でも、詰まらされたら自分の負け。そうならないよう、毎日いろんなことを考えながら打席に入っています」
24日のイースタン・リーグ埼玉西武戦で3打数1安打。レフトにしぶとく落とした1安打のみだが、3打席目では空振り三振を喫した。この試合を終えて46試合。ホームランを3本放っているとはいえ、「まだまだですね」を連呼するのは、元々の謙虚な姿勢だけではなく、本心からあふ...