若手、新戦力ががっちりかみ合う。オープン戦首位を走る千葉ロッテ

2017.3.20(月) 00:00 パ・リーグ インサイト

最後の阪神・新井選手の2ランは破壊力抜群だったが、すでに勝負は決まっていた。千葉ロッテが阪神に完勝し、オープン戦ながら引き分けを挟んでの6連勝で貯金を2桁に乗せた。敗戦はわずかに1。若手が攻守に存在感を見せ、開幕に向け好調ぶりを見せつけた。
7回2死1,2塁、大嶺翔太内野手が岩崎投手から中前に適時打を放って6点目。オープン戦全14試合に出場し、この日の2安打で打率.370。この日は井上選手、平沢選手と3選手がタイムリーを放つなど、それぞれが役割を果たし、9安打6得点と効果的にスコアを重ねていった。投げては先発のスタンリッジ投手が5回1失点。7回、8回はいずれも得点圏に走者を置いたが、中継ぎ陣の踏ん張りもあって無失点で切り抜けた。
昨年は3位でクライマックスシリーズに進出。伊東監督就任4年間で、3度のAクラス入りを果たしている。何かと「不気味な存在」といえるのが千葉ロッテだ。開幕前の評論家などによる順位予想は決して高くはないのに、序盤は首位争い、そして終盤はクライマックスシリーズ進出争いと粘りを見せている...

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