楽天が“先手必勝”で首位躍進、千葉ロッテは投手奮闘も打線が不振
スタートダッシュに成功した選手をデータで探り出し、3、4月の月間MVPをセイバーメトリクスの指標で選出してみる。選出基準は打者の場合、得点圏打率や猛打賞回数なども加味されるが、基本はNPB公式記録を用いる。ただ、打点や勝利数といった公式記録は、セイバーメトリクスでは個人の能力を如実に反映する指標と扱わない。そのため、セイバーメトリクス的にどれだけ個人の選手がチームに貢献したかを示す指標で選ぶと、公式に発表されるMVPとは異なる選手が選ばれることもある。
まずは3、4月のパ・リーグ6球団の月間成績を振り返る。
楽天:16勝6敗1分
打率.238、OPS.688...