高視聴率を記録するなど、国民の注目を集める第4回ワールド・ベースボール・クラシック2017(以下WBC)。昨夜は強豪・キューバに序盤こそリードを奪われるも、終盤の8回に東京ヤクルト・山田選手のこの日2本目となるアーチなどで勝ち越し。無傷の5連勝で決勝ラウンド進出へ大きく前進した。
今日のイスラエル戦で勝利するか、敗れても4失点以内であれば1位でのアメリカ行きが決まる。重要なこの一戦の先発マウンドを託されたのは、福岡ソフトバンクの千賀投手だった。
千賀投手は初回、先頭打者にいきなり安打を許すも、続く打者を併殺に打ち取り無失点。2回、3回といずれも走者を出すが、150キロ前後の直球に落差の大きいフォークなども織り交ぜて相手打者を抑え...