2日前の12日に、5時間近くに及ぶオランダとの激闘を制し、4連勝を決めた侍ジャパン。14日は、第4回ワールド・ベースボール・クラシック2017(以下WBC)2次ラウンド第2戦が行われた。相手は、1次ラウンドでも対戦したキューバ。この試合に勝利することができれば、日本は2次ラウンド突破の見通しが立つ。侍ジャパンの先発マウンドは、オーストラリア戦で好投した菅野投手に託された。
初回、菅野投手は3人でしっかりとキューバの攻撃を終わらせ、普段通り安定した立ち上がりを披露する。その裏、この大会でなかなか本領を発揮できていなかった山田選手が、レフトスタンドへ飛び込む鮮烈な先頭打者アーチ。侍ジャパンが早々に先制に成功する。
2回表、2ランを浴びて逆転されるが、3回裏、1番・山田選手が二塁打を放ち、2番・菊池選手のゴロの間に進塁。2死3塁から4番・筒香選手がきっちりと同点適時打を放ち、すぐさま試合を振り...