とことんストレートを追求
千葉ロッテの3年目・高野圭佑投手の武器は力強いストレートだ。
プロ入りからこだわっているのが“ストレートの質"だ。プロ1年目の2016年、高野投手は「バッターのレベルも(社会人時代よりも)上がっているので、真っ直ぐでいかにファウルを取れるか。追い込まれるまで、どれだけバッターを押し込めるか。ストレートの質に気を付けて投げています」と社会人時代に比べて打者のレベルも上がったプロの世界で生き抜くために、ストレートの向上を課題に挙げた。
翌2年目はストレートを武器に紅白戦から7試合連続で無失点と、開幕一軍入りへアピールした。しかし、打者のレベルが上がってきたオープン戦終盤に失点を重ね、開幕二軍スタートとなった。この時、高野投手は「(打たれたのは)バッターどうこうという話ではないです。ストレートの質を高めることと維持していくこと。そこができない限りは、なかなか厳しいのではないかと思っている」...