国民みんなの健康を実現することをビジョンに掲げ、2016シーズンよりパ・リーグ6球団共同企画としてスタートする「パ・リーグウォーク」。その企画の一環として、埼玉西武ライオンズの田邊徳雄監督にインタビューを行いました。田邊監督と言えば、選手や記者を連れて歩く「高速ウォーキング」が有名です。 監督に、ウォーキングのきっかけや習慣化について伺いました。
*インタビュアーは、「パ・リーグウォーク」の共同企画者で、ソサエティアンドヘルスラボ(ハーバード公衆衛生学大学院イチロー・カワチ教授のラボ)に所属する林英恵(はやし・はなえ)です。
林:ウォーキングのプロジェクトに一番ふさわしい田邊監督に最初にインタビューに登場頂きとても嬉しく思います。高速ウォーキングをなさっているきっかけは何だったのですか?
田邊:ウォーキングは、現役が終わってから始めました。始めはジョギングだったのですが、筋力が落ちてあちこち痛くなったので、ウォーキングを始めようかなと思いました。やるからには、だらだらやるより、早めの(高速)ウォーキングをしたほうが姿勢よく歩けることがわかったので、高速でどんどん歩いています。周りからは、歩く速度が速いので、ジョギングの方がいいんじゃないかと言...