読めないハムの継投策に「どんな投手が来ても打てばいい」
シーズン開幕を翌日に控えた24日、福岡ソフトバンクはPayPayドームで最終調整した。全体練習後、藤本博史監督が報道陣の取材に対応。「すっきりしました」と、ずっと悩んでいた3つのポジションについて開幕メンバーを公表した。
藤本監督が最後まで悩んでいたのは遊撃、三塁、中堅の3ポジション。春季キャンプから競争をテーマに競わせてきたが、遊撃に今宮健太、三塁に松田宣浩、中堅に上林誠知を起用することを明言し、その理由を次のように語った。
「(今宮とショートを競った)ガルビスはコロナ禍で来日が遅れて、調整遅れというところ。状態が上がってから考えていく。松田は一番絶好調。競争に勝ったということ。野村勇もしっかり打ってくれたけど、いろんなところで使えるからね。リチャードは結果が出なかった。ちょっと寂しい感じかな。上林は競っている中でオープン戦の打率が一番だった。左投手も打ってもらわないと...