あふれる涙を抑えられなかった。福岡ソフトバンク・攝津投手が22日、埼玉西武を相手に5回無失点と好投し、自身2016年9月以来の白星を挙げた。
技術以上に、気持ちで攻め切った。2回無死1,2塁で栗山選手、メヒア選手を2者連続三振。金子侑選手を必殺のシンカーで投ゴロに仕留めた。4回2死満塁のピンチも切り抜けた。102球、5四球は会心の内容ではないが、それでも試合を作って勝利を呼び寄せた。
お立ち台に上がり「ありがたいです」と一言発すると涙が止まらなくなった。2016年9月11日、埼玉西武戦以来の白星。「内容は良くなかったけど、何とか粘ることができました」。この日はヤフオクドームの屋根が開放された毎年恒例のルーフオープンデー。こんがり日焼けをした状態で1軍のマウンドに戻ってきた背番号50は、福岡の風も感じながら久しぶりの...