3月18日(金)から20日(日)の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ1試合、ウエスタン・リーグ3試合を配信した。この記事では「ウィークリーファーム」と題し、この1週間に配信された試合から注目シーンをピックアップしてお届けする。
イースタン・リーグ
3月19日、イースタン・リーグ開幕戦の千葉ロッテ対北海道日本ハムでは、北海道日本ハムのドラフト2位ルーキー・有薗直輝選手が鮮烈なデビューを飾った。第1打席に公式戦初安打を放つと、続く第2打席には適時三塁打をマーク。さらには、レフトへ本塁打をたたき込み、デビュー戦から3安打1本塁打4打点の活躍を見せた。
ウエスタン・リーグ
ウエスタン・リーグ開幕戦となった3月18日からは、福岡ソフトバンクの得点シーンを取り上げたい。1点リードの4回裏、2死1、3塁の場面で、1塁走者・小林珠維選手と3塁走者・渡邉陸選手がダブルスチールを仕掛ける。これを見事に成功させ、貴重な追加点を奪った。
翌19日、「9番・中堅手」としてスタメン出場したオリックス・元謙太選手は、甲斐野央投手の4球目を捉え、ライトへ運ぶ。相手の打球処理の間に、一気にホームへ駆け抜け、今季第1号となるランニングホームランをマークした。
また、開幕カード3連戦を通して、福岡ソフトバンク・井上朋也選手が勝負強さを見せている。18日に先制打、19日にサヨナラ打を放つと、20日の試合でも2死3塁から、詰まりながらもレフト前へ先制の適時打を放った。一軍デビューに向け、猛アピールを続けたい。