20日の千葉ロッテ戦に敗れ4連敗、40試合消化時点で貯金2は工藤体制最少
王者が正念場に立たされている。20日、敵地ZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテ戦に4-8で敗れた福岡ソフトバンク。これで今季初の4連敗となり、このカードが始まる前までは全勝していた千葉ロッテにカード3連敗。ここ数年、得意としていた千葉ロッテ戦だったが、5年ぶりに3タテを食わされた。
波に乗れない。これで首位埼玉西武との差は4.5ゲームとなった。40試合を終えて貯金は2、順位は3位だ。昨季もこの時期は2位だったとはいえ、貯金は10前後あった。ここまでの戦いぶりを見ると、昨季までの圧倒的な強さ、そして安定した戦いぶりは、今季の福岡ソフトバンクにはない。
その原因はいくつか考えられる。まずは、故障者の多さだ。五十嵐亮太が椎間板ヘルニアでキャンプに参加できず、キャンプ中には左肩の違和感で和田毅投手が出遅れ、現在、復帰に向けて段階を進めている。高谷裕亮、栗原陵矢と捕手陣にも怪我人が続出した。シーズンに入って岩嵜翔が右肘の手術を受け、絶対的守護神のデニス・サファテは股関節の手...