【MLB】大谷翔平、二刀流ながら投打で新人王争い上位 ポイントは「合わせ技」の評価か

2018年5月19日 12:41 Full-Count
エンゼルス・大谷翔平選手(C)Full-Count

打者ではランキングに名前なし、MLB公式サイトも想定外の異次元の活躍

エンゼルスの大谷翔平は、5月16日のアストロズ戦でMLBを代表する大投手バーランダーの前に4打席無安打3三振と沈黙した。それを引きずったか、17日のレイズ戦も3打席まで無安打が続いたが、4打席目に救援右腕プルイットから6号ソロ。修正力の高さも大谷の強みの一つだ。MLBの新人王(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)の資格は前年までの実績が、打者は、130打数以内、投手は50イニング以内、かつ25人ロースター(登録選手枠)在籍期間が45日以内となっている。今年、MLBに移籍した大谷翔平は、当然、新人王の有資格者だが、投打でアメリカン・リーグのランキング上位に名前が出てくる。◯ア・リーグ新人王有資格者、安打数ランキング1アンドゥハー(ヤンキース三塁)134打数38安打3本14点1盗 打率.2842ウェンデル(レイズ二塁)116打数33安打1本11点3盗 打率.2843カイナー-ファレファ(レンジャーズ二塁)111打数29安打2本11点2盗 打率.2614大谷翔平(エンゼルス投手)81打数26安打6本17点0盗 打率.3215トーレス(ヤンキース二塁)71打数23安打3本12点1盗 打率.3246オースティン(ヤンキース一塁)83打数20安打6本19点1盗 打率.2416グッドラム(タイガース一塁)76打数20安打4本10点4盗 打率.2636サンタンダー(オリオールズ外野)101打数20安打1本6点1盗 打率.1989スタッシ(アストロズ捕手)62打数18安打3本10点0盗 打率.29010グズマン(レンジャーズ一塁)84打数17安打2本12点1盗 打率.20210シスコ(オリオールズ捕手)75打数17安打2本11点1盗 打率.22712ガーバー(ツインズ捕手)63打数16安打2本6点0盗 打率.25412フィールド(レイズ外野)53打数16安打3本6点1盗 打率.30214グリエル(ブルージェイズ二塁)68打数14安打2本7点1盗 打率.20615パルカ(ホワイトソックス外野)51打数13安打3本11点1盗 打率.25516ファウラー(アスレチックス外野)19打数3安打0本2点1盗 打率.15817アローヨ(レイズ遊撃)5打数2安打0本0点0盗 打率.400実はMLB公式サイトのルーキーの打者のSTATSには、大谷の名前はない。投手登録のためだと思われる。大谷の異次元の活躍は、公式サイトにも想定外だったのだ。大谷は打数は少ないが、安打数4位、本塁打は1位タイ、打点は2位。しかも3割をマークしている。今季は昨年のヤンキース、アーロン・ジャッジのような破天荒な新人がまだいないこともあり、打者だけでも十分有力候補になる。

大谷の奪三振数43は断トツ、米記者は「合わせ技」にどのような評価をするか

◯投手、勝利数ランキング1ベラスケス(レッドソックス)10登板2先発5勝0敗25回2/3 18三振 防御率2.102大谷翔平(エンゼルス)6登板6先発3勝1敗32回2/3 43三振 防御率3.582ヤーボロー(レイズ)10登板3先発3勝2敗34回1/3 31三振 防御率3.934フルマー(ホワイトソックス)8登板7先発2勝3敗30回1/3 27三振 防御率6.235アラウホ(オリオールズ)15登板0先発1勝3敗22回 25三振 防御率6.555ジョンソン(レッドソックス)13登板1先発1勝2敗21回 20三振 防御率6.005スコグルンド(ロイヤルズ)7登板7先発1勝3敗40回1/3 32三振 防御率5.586チリノス(レイズ)6登板5先発0勝1敗26回2/3 24三振 防御率3.716ヘルマン(ヤンキース)7登板2先発0勝1敗25回1/3 28三振 防御率4.266スミス(ロイヤルズ)12登板0先発0勝0敗19回 21三振 防御率4.26レッドソックスのベラスケスは2回先発したが、4月20日以降は救援投手として好投を続け、運にも恵まれ、すでに5勝を挙げている。3勝の大谷は、レイズのヤーボローとともに2位タイ。しかし、奪三振数43は、断トツだ。このペースで大谷が登板すれば、25登板で12勝前後を上げる可能性がある。こうなれば、投手単独でも新人王の有力候補になる。二刀流をこなしているにも関わらず、投打両方で上位につける大谷。もちろん、投打で今後、強力なライバルが現れることも十分考えられる。その際に「投打合わせ技」の大谷と、投打いずれかの他の選手とをどう比較、評価するか、これまでのほとんど例がないだけに、難しいことになるかもしれない。新人王は、記者投票によって選ばれる。米のジャーナリストがどんな判断をするかも注目だ。記事提供:Full-Count 続きを読む