46本塁打&9勝…今季は「一番良かったのはイニング数、試合数をこなした」
エンゼルスの大谷翔平投手が15日、東京・千代田区の日本記者クラブで、今季を振り返る記者会見を行った。爽やかなグレーのスーツ姿で登場。古巣の北海道日本ハムの監督に新庄剛志氏が就任したことに対しては「単純に面白いんじゃないかと思う」と期待した。
入団した際の恩師・栗山英樹監督が今季限りで退任。「栗山さんがやめるのでそこの寂しさもありますけど」と前置きした上で、ガラリと変わるチームカラーについても一ファンとして楽しみにした。今季については「一番良かったのはイニング数、試合数をこなした」と総括。肘の状態も良好で、来季に向け「必然的には球速も上がると思う」と見据えた。
メジャー4年目の今季は、投打で躍動。打者としてメジャー3位の46本塁打を放ち、打率.257、100打点、26盗塁を記録した。投手としては9勝2敗、156奪三振をマーク。野球界を飛び越えて話題をさらった。今オフは、コミッショナー表彰や打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞、米専門誌によるMVP選出などすでに“7冠”を獲...