ルーキーだけじゃない!資格を持った“隠れ新人王”候補の選手たち

2018.5.16(水) 16:12 パ・リーグ インサイト
安定感抜群の投球でチームを支えるオリックス・バファローズ 山本由伸投手(C)PLM

ドラフト1位ルーキーの北海道日本ハム・清宮幸太郎選手が9日のオリックス戦でプロ初本塁打を放ち、一軍デビューからの連続試合安打を新人新記録となる7に伸ばした。オリックスのドラフト1位・田嶋大樹投手もここまでパ・リーグの新人では最多の4勝を挙げ、千葉ロッテのドラフト2位・藤岡裕大選手も開幕から遊撃のレギュラーとして出場を続けている。かなり気は早いが、現時点では田嶋投手が新人王の有力候補と言えるだろうか。
新人王を手にできる選手は新人だけとは限らない。新人王の資格は海外のプロ野球リーグに参加した経験のない選手、支配下選手に登録されてから5年以内の選手、前年までの一軍出場が投手は30イニング以内、野手は60打席以内の選手も対象となっている。
2年目以降で新人王の資格がある選手を見ると、オリックスの山本由伸投手が該当する。山本投手はルーキーイヤーの昨季はファームで8試合に登板し、2勝0敗、防御率0.27という抜群の安定感を残した。シーズン終盤に一軍昇格、5試合に登板し、8月31日の千葉ロッテ戦ではプロ初勝利を挙げた。昨年一軍で投げたイニング数が23回2/3ということもあり、新人王の資格を残し2年...

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