2月11日と12日の2日間にわたり、千葉ロッテとCPBLのLamigoモンキーズの交流試合「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2017 in石垣島」が、石垣市中央運動公園野球場にて行われた。この交流試合は2014年と2016年にも開催されており、今回で3度目の実施となる。そこでここでは、交流試合の2試合で特に活躍した選手たちの様子を、簡単に振り返りたい。
第1試合で活躍したのは、なんといっても7番・遊撃でスターティングメンバーに入った平沢選手だ。千葉ロッテでは、昨季まで正遊撃手を務めていた鈴木選手が、今季から二塁にコンバートされることになり、空いた遊撃のポジション争いが白熱している。
平沢選手はまだ高卒2年目の19歳ながら、そのチーム内競争で1歩リード中。交流試合で遊撃手を任されたのも、首脳陣から期待をかけられているからこそだろう。平沢選手は、第1試合の5回裏、第2打席で、相手投手の2球目を捉えてチーム第1号ソロ。三塁打も放つなど持ち味である打撃力を存分にア...