プロ野球選手の人気、実力を示すステータスの一つに背番号がある。1990年代半ば以降、イチロー選手の「51」や松井秀喜氏の「55」のようにスター選手になっても大きい番号をつける選手は増えているが、背番号が1ケタだとチームの主力選手を想起させる。
その中でも背番号3は特別な番号だ。「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄氏はもちろん、パ・リーグに目を向けても背番号3を背負った名選手は多くいる。そんな中、今年のパ・リーグでは新たに3人の背番号3が誕生した。
まず挙がるのは埼玉西武の浅村栄斗選手だ。埼玉西武の背番号3といえば、土井正博氏、清原和博氏、中島裕之選手(現・宏之、オリックス)と右の長距離打者が背負ってきた伝統ある背番号。過去の選手同様、右のスラッガータイプの浅村選手にはぴったり...